患者様の状況に応じた栄養療法を実施し、早期回復・早期退院を目指すと共に、栄養バランスの摂れた温かいお食事をお出しすることを心がけています。
主な業務
- 食事提供（給食管理）
- 入院・外来栄養食事指導
- 栄養管理体制
食事提供（給食管理）
食事時刻： 朝食8：00 昼食12：00 夕食18：00
医師の指示と指導のもと治療食基準に則り、治療の一環として提供します。
脳疾患の後遺症によって嚥下機能に障害が生じた場合は、言語聴覚士や看護師と連携を図り、日本摂食嚥下リハビリテーション学会の「嚥下調整食分類2021」に基づいた嚥下訓練食の提供も行っています。
さらに月に2度の行事食を始め嗜好調査結果も反映させ、少しでも多くの患者様に退院後も参考にしていただけるよう献立等で工夫をしております。入院中のお食事は温冷配膳車で運び、全ての患者様のもとに適温で届くように心がけています。
入院・外来栄養食事指導
実施日：月～金（完全予約制）、所要時間：30～60分
医師の指示のもと、入院および外来通院中の患者様（ご家族も同席可能）を対象に、栄養と食事について個別に指導を行っています。対象は糖尿病、高血症、脂質異常症などの特別な治療食を必要とする患者様で、入院中のみならず外来でも継続することが可能です。
※栄養食事指導の実施には、必ず医師の指示が必要です。ご希望の方は主治医へご相談ください。
栄養管理体制
入院後定期的に栄養評価を実施し、管理栄養士が病棟を訪問し患者様の栄養状態や食事摂取状況を確認しています。また、回診やカンファレンスで医師を始め看護師や薬剤師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、医療ソーシャルワーカー（MSW）など他職種と連携し、チームアプローチで患者様の病状に合わせた栄養管理を行っています。