第1章 編集理念
一般社団法人 柏葉脳健康リテラシー協会が運営する本サイトは、脳の健康に関する科学的根拠に基づいた正確な情報を社会に提供し、すべての人々が生涯にわたって認知機能を維持・向上できる環境づくりに貢献することを編集の根幹理念としています。
当協会公式サイトは、単なる情報発信の場にとどまらず、学術研究の成果を一般市民にわかりやすく橋渡しする社会的使命を担うものであり、その編集活動においては科学的厳密性、中立性、透明性の三原則を堅持します。
脳の健康に関する情報は、ともすれば誤解や過度な期待を招きやすく、根拠の乏しい健康法や商品の宣伝に利用される危険性が常に存在します。こうした状況に鑑み、本サイトは科学的コンセンサスが得られた知見のみを採用し、研究途上の仮説や未確認の効果を断定的に紹介することを厳に慎みます。
また、特定の企業・製品・サービスとの利益相反を排除し、編集の独立性を確保することで、読者が信頼できる情報源として本サイトを活用できるよう努めます。すべてのコンテンツは、専門家による監修と複数段階の検証プロセスを経て公開され、発信後も継続的な見直しと更新を行うことで情報の鮮度と正確性を維持します。
第2章 編集体制と役割分担
本サイトのコンテンツ制作は、医学・神経科学・心理学・公衆衛生学などの専門領域に精通した監修者と、編集実務を担う編集スタッフとの協働体制によって運営されています。監修者は、脳科学や認知症予防に関する学術論文の執筆経験を有し、かつ臨床現場または研究機関での実務経験を持つ者を選定し、コンテンツの科学的妥当性を担保します。
編集スタッフは、医療・健康分野での編集経験を有し、専門用語を一般読者に理解可能な表現へと翻訳する能力を備えた者で構成されます。
役割分担は以下の通りです。
各コンテンツは必ず複数名の目を経て公開され、単独判断による誤情報の流出を防止します。また、定期的な編集会議を開催し、読者からのフィードバックや最新の学術動向を共有することで、組織全体の編集品質向上に努めます。
第3章 取材・調査の基準
本サイトが発信するすべてのコンテンツは、信頼性の高い一次情報および二次情報を基礎として制作されます。取材・調査においては、学術論文データベース(PubMed、Cochrane Library、医中誌Webなど)に収録された査読済み論文を最優先の情報源とし、可能な限り原著論文(Original Article)を参照します。
総説(Review)やメタアナリシスも重要な情報源として活用しますが、その際は対象論文の選定基準や統計手法の妥当性を吟味します。
専門家へのインタビューを実施する場合は、事前に取材対象者の所属機関・専門領域・主要業績を確認し、利益相反の有無を開示してもらいます。取材内容は必ず録音または詳細なメモを残し、記事化の際には発言内容の正確性を本人に確認するファクトチェックプロセスを経ます。
また、公的機関(厚生労働省、国立研究開発法人など)が公表する統計資料やガイドラインも重要な根拠として活用し、その引用元URLや文書番号を明記することでトレーサビリティを確保します。
インターネット上の二次情報や一般メディアの報道を参照する際は、その情報源が明示されているか、元データへのアクセスが可能かを確認し、孫引きを避けます。SNSやブログなど個人発信の情報は、専門家による検証を経ていない限り、原則として根拠資料としては採用しません。
読者が自ら情報の信頼性を判断できるよう、可能な限り出典を明示し、情報の出所を透明化します。
第4章 情報の検証プロセス
コンテンツの公開前には、複数段階の検証プロセスを経ることで誤情報の混入を防ぎます。第一段階として、執筆担当者自身が収集した情報の出典を再確認し、引用箇所と原文との齟齬がないかをチェックします。
第二段階では、編集責任者が全体の論理構成・表現の適切性・法的リスクの有無を審査します。第三段階では、監修者が科学的内容の正確性・最新の学術動向との整合性・誤解を招く表現の有無を精査します。
特に数値データや統計情報については、元資料と照合して転記ミスがないかを確認し、単位・桁数・有効数字の表記を統一します。また、因果関係と相関関係を混同した表現、確率的事象を断定的に述べる表現、研究の限界や前提条件を無視した一般化など、科学的に不適切な記述がないかを厳重にチェックします。
公開直前には、タイトル・見出し・本文・図表・キャプションすべてにわたって最終確認を行い、誤字脱字や表記ゆれも含めて品質を担保します。
公開後も、読者や外部専門家からの指摘があった場合は速やかに内容を再検証し、必要に応じて修正・訂正を行います。このプロセス全体を通じて、当協会公式サイトは常に最新かつ正確な情報を提供し続ける責任を果たします。
第5章 出典・引用の取り扱い
本サイトが発信するコンテンツにおいては、すべての主張や数値データに対して明確な出典を示すことを原則とします。学術論文を引用する場合は、著者名・論文タイトル・掲載誌名・巻号・ページ数・発行年・DOI(Digital Object Identifier)を可能な限り明記し、読者が元論文にアクセスできるよう配慮します。
公的機関の資料を引用する際は、発行機関名・文書タイトル・公表年月日・URLを記載し、PDF等の固定リンクが存在する場合はそれを優先します。
引用に際しては著作権法第32条に定める「引用」の要件(公正な慣行、正当な範囲、明瞭な区別、主従関係の明確化)を遵守し、他者の著作物を不当に利用することのないよう留意します。図表やグラフを転載する場合は、著作権者の許諾を得るか、クリエイティブ・コモンズ等のライセンスに基づいて適法に利用し、その旨を明示します。
また、海外の文献を翻訳引用する際は、原文の意図を損なわないよう正確な翻訳を心がけ、必要に応じて原文を併記します。
出典の記載形式は、本サイト全体で統一したスタイルガイドに従い、読者にとって見やすく、かつ学術的な信頼性を損なわない表記を採用します。リンク切れを防ぐため、定期的に外部リンクの有効性を確認し、リンク先が削除された場合はアーカイブサービスを利用するなどして情報の永続性を確保します。
第6章 表現・用語に関する基準
本サイトのコンテンツは、専門性と平易さのバランスを重視し、一般読者が理解できる表現を用いつつも、科学的厳密性を損なわない記述を心がけます。医学・神経科学の専門用語を使用する際は、初出時に平易な言葉で補足説明を加え、必要に応じて用語集へのリンクを設けます。
また、カタカナ語や外来語の多用を避け、日本語として定着した表現を優先しますが、学術的に広く使われる用語(例:エビデンス、プラセボ、ランダム化比較試験など)は適切に使用します。
数値や統計データを示す際は、具体的な数字を明示し、「多くの」「ほとんどの」といった曖昧な表現を避けます。ただし、研究結果の不確実性や個人差については誠実に言及し、「すべての人に効果がある」といった過度な一般化を行いません。
また、「治る」「完治」「予防できる」といった断定的表現は、科学的根拠が十分に確立されている場合を除き使用せず、「改善が期待される」「リスクを低減する可能性がある」など、適切な留保を付した表現を選択します。
景品表示法や医薬品医療機器等法(薬機法)に抵触する表現を避けるため、特定の食品・サプリメント・健康器具等について効果効能を標榜する記述は行いません。商品名や企業名を記載する場合は、宣伝目的ではなく情報提供の必要性に基づき、中立的かつ客観的な文脈で言及します。
また、差別的・偏見的な表現、特定の属性を持つ人々を不当に傷つける表現を排除し、多様性と包摂性に配慮した言葉遣いを徹底します。
第7章 記事修正・訂正の手続き
公開済みコンテンツに誤りが発見された場合、または最新の研究成果により内容の更新が必要となった場合は、速やかに修正・訂正を実施します。修正の種類は、軽微な誤字脱字の訂正、事実関係の誤りの修正、情報の追加・更新、記事全体の見直しに分類され、それぞれ適切な手続きを経て実施します。
事実関係の誤りや重要な情報の欠落が判明した場合は、記事冒頭または該当箇所に訂正履歴を明示し、どの部分をいつ修正したかを読者に対して透明化します。訂正の理由が外部からの指摘による場合、指摘者の許可を得た上でその旨を記載することもあります。
ただし、個人のプライバシーに配慮し、指摘者の個人情報は原則として公表しません。
最新の学術論文や公的ガイドラインの改定により、既存コンテンツの内容が陳腐化した場合は、定期的なレビューサイクルに基づいて情報を更新し、更新日時を明記します。重大な誤情報の拡散を防ぐため、修正が必要な記事については一時的に非公開とすることもあり、その判断は編集責任者および監修者の協議により行います。
修正後の記事は再度検証プロセスを経て公開され、修正履歴は一定期間保管して組織内で共有し、再発防止に活用します。
第8章 広告・スポンサーシップの分離
本サイトは、編集コンテンツと広告・スポンサー提供コンテンツを明確に分離し、読者が両者を容易に識別できるよう配慮します。広告主やスポンサー企業の意向が編集内容に影響を及ぼすことを厳格に禁止し、編集の独立性を堅持します。
広告枠に表示されるバナー広告やテキスト広告には、「広告」「PR」「スポンサード」などの明示を行い、ステルスマーケティング(ステマ)規制に抵触しないよう細心の注意を払います。
スポンサー企業から資金提供を受けてコンテンツを制作する場合(タイアップ記事、スポンサードコンテンツなど)は、記事冒頭または末尾に提供企業名を明記し、読者に対して透明性を確保します。ただし、そうした場合であっても、コンテンツの科学的正確性や中立性は当協会公式サイトの編集基準に従い、スポンサーの意向によって事実を歪めたり、特定製品を過度に推奨したりすることはありません。
アフィリエイトリンクを含むコンテンツについても、その旨を明示し、読者が商業的意図を認識できるようにします。ただし、本サイトの理念に鑑み、科学的根拠の乏しい健康食品や疑似科学的製品の紹介・販売促進を目的としたコンテンツは制作しません。
広告審査においては、景品表示法・特定商取引法・個人情報保護法などの関連法規への適合性を確認し、読者に不利益をもたらす広告の掲載を拒否します。
第9章 苦情・指摘への対応
読者や外部の専門家からコンテンツに関する苦情・指摘・問い合わせがあった場合は、誠実かつ迅速に対応します。問い合わせ窓口は本サイト内に明示し、メールフォームまたは専用メールアドレスを通じて受け付けます。
受領した苦情・指摘は編集責任者および関連スタッフで内容を精査し、必要に応じて監修者や法務担当者の意見を求めた上で、対応方針を決定します。
内容に誤りがあると判明した場合は、前章に定める修正・訂正手続きに従って速やかに是正し、指摘者に対して対応結果を報告します。誤りが認められない場合でも、指摘内容を真摯に検討し、表現の改善や補足説明の追加など、読者の理解を深めるための改良を行うことがあります。
また、同様の指摘が複数寄せられた場合は、コンテンツの構成や表現に根本的な問題がある可能性を認識し、抜本的な見直しを実施します。
苦情・指摘の内容と対応結果は組織内で記録・共有し、再発防止策の策定や編集スタッフの教育に活用します。ただし、個人情報や企業秘密に関わる内容については、適切な匿名化処理を施した上で記録し、プライバシー保護に配慮します。
悪質なクレームや誹謗中傷に対しては、弁護士等の専門家と相談の上、適切な法的措置を講じることもあります。
第10章 本ポリシーの見直し
本コンテンツ制作ポリシーは、法令の改正、学術界の動向、社会的要請の変化、技術革新などに応じて、定期的に見直しを行います。少なくとも年に一度は編集責任者および監修者による全体レビューを実施し、現行ポリシーが適切に機能しているか、改善すべき点がないかを検討します。
また、重大な法改正(個人情報保護法、景品表示法、著作権法など)や業界ガイドラインの更新があった場合は、随時ポリシーを改定し、コンプライアンスの確保に努めます。
ポリシーの改定案は、編集会議での議論を経て理事会に諮り、承認を得た上で実施します。改定内容が読者に影響を及ぼす場合は、本サイト上で改定の概要を告知し、変更履歴を明示します。
また、改定前後のポリシー文書はアーカイブとして保管し、必要に応じて参照できるようにします。本ポリシーの運用状況は定期的に内部監査の対象とし、JIS Q 15001(個人情報保護マネジメントシステム)やISO 9001(品質マネジメントシステム)などの国際規格に準拠した品質管理体制の構築を目指します。
当協会公式サイトは、本ポリシーに基づく透明性の高い編集活動を通じて、読者の信頼に応え、脳の健康に関する正確な情報の普及という社会的使命を果たし続けます。すべてのステークホルダーからの建設的なフィードバックを歓迎し、継続的な改善に取り組む所存です。
